ぼくらはまちの探検隊



赤チーム

このまちをよく知るための探検地図を入手せよ

春休みの宿題

[家でやること]
校門を出てから家までの通学路を思い浮かべながら、それを隊長に分かるようになるべくくわしく説明してください。途中めじるしになるものなんかもたくさん書いてね。


[家から学校まで歩きながらやること]
家から学校までの通学路を歩きます。ただし50歩あるくごとに一度立ちどまってください。立ち止まったら、まわりを見わたして気になったもの、人、動物、音、においなどをなにか一つ見つけて、この紙に書いてください。書いたら、また50歩あるいて立ちどまり、なにかひとつ発見してください。これを学校に着くまでくりかえしてね。なるべく他の隊員が見つけられないようなものを見つけよう。同じものを何度も書いちゃだめだよ。

これまでの反省

一回目、二回目と僕なりにかなりいろいろ考えてやったつもりだったけど、それがあだになってしまった感じだった。はっきりいってかなり頭でっかちで、小学生の隊員たちと僕の間にかなりギャップがあったみたいだ。『「場所」とそこに住む「人」の関係』と頭で僕が考えても、小学生にとってはなんのことやら、という感じだろう。もう少しちゃんとコミュニケーションをとって、小学生にもちゃんと分かってもらえる問題設定とその解決方法を一緒に見つけていきたい。でも自分が小学生だったころどんなだったかって、なかなか想像できないんだよなぁ。そこが一番のネックだ。
反省ばかりしているが、手がかりもいくつか掴みつつある。なんといっても探検は楽しいし、「まち」には「発見」が満ちている。そしてそんな「発見」に対して小学生の隊員たち目はすごく敏感だ。僕なんかが思いもつかなかったものに気づいてしまう。僕が頭で考えるよりもずっと「まち」は寛大なのかもしれない。そんな「まち」に身をゆだねてみるのも大切なのかもしれない。


最後にアメリカの天才的科学者、ビリー・クルーヴァーの言葉を借りると
「どんなことでも準備をしすぎると、にっちもさっちもいかなくなる」