青チーム
春休みの宿題
・またまた町にでよう。
・地図とシールを持っていこう。
・今度は3つ「よい風景」「よくない風景」を探そう
・大切な風景についての作文
「まちの人へのインタビュー」の巻
今日は午後から、街のひとへのインタビューにでた。
代々木上原商店街の人に、「まちのいい風景」、「まちのよくない風景」について子供たちがインタビューする。
時間が限られているので、多くの人にはなかなかできなけど、隊員たちはみんな頑張った!
まずは隊員
「こんにちはー!!」
「まちの風景についてのインタビューをしています!まちのなかでのいい風景ってどこだとおもいますか?」
最初は、おそばやさん
「やっぱり、東京ジャーミーがきれいですね。夜はライトアップされてとってもきれい。」
「ぼくたちも東京ジャーミーは大好きだ。まちのシンボルって感じだよね」
次は、タバコ屋さんに質問
「むずかしい質問だねぇ、でも、昔はこの変も木造の建物が多くてとっても雰囲気があったんだよ。高いビルが建ち並ぶのは残念だねぇ。」
「なるほどー、ぼくたちはそんな昔の風景は知らないなぁ」
駄菓子屋のおばあちゃん
「あら、やだ写真とるのかい? 恥ずかしいよぉ」
「上原商店街の賑わいが昔にくらべてないねぇ。もっと人が沢山いてにぎわっていたよ。
それは、とってもよかったね。いい風景にはならないかねぇ。」
「そうか、人がいるってこともいい風景には大切なことかしれない。賑わいがあって、人の笑顔がある風景はいいよね」
薬屋のお姉さん
「昔はここから東京タワーが見えたのよ。今じゃ見えないけどね。やっぱり高い建物ばっかりになったからかしら」
「へー、東京タワーがみえたのかぁ。すごーい、風景は常に変わっていくからなぁ。」
花屋さん
「井の頭公園はいいわよね。あと、桜が満開になったときの街路樹もいいわね、でも道に路上駐車やゴミが多くて、道が狭いから、みんなが歩いてるとき心配だわ」
「確かに、狭い道で車にひかれそうになったことがあるなぁ・・」
「街路樹って大切だよね、街路樹がなかったら歩道を歩いていてもなんか寂しい」
ココでタイムアップ!
隊員は歩きつかれた様子。隊長も疲れた・・・。
でも、いろいろ分かったね。風景のなかで、人の賑わいが大切だったり、昔の上原の様子だったり。
「大切な建物はなんですか?」という質問は答えやすいけど、「大切な風景は?」と聞かれると少しニュアンスが違う。聞かれるほうは大概、「え?!」っと聞きなおすか、「うーん・・・」と考え込む。それが、「この街のなかで・・」なんて、限定してしまうともっと厄介で「難しい質問」になってしまう。普段、自分達の街の「風景」についてなんて考えることはないし、・・・だいいち、風景ってなんだろう?!
突然ですが、まちのなかで、落ち着く場所、自分のお気に入りの場所ってもってますか? ちょっと考えたいときに、ふと散歩して、ぼーっとたたずむ場所。 そこにはどんな風景があるでしょうか? こんな、自分をリセットできる場所が、子供たちにもあるといいなと思っています。 僕(隊長)は、札幌で育ちましたが、中学生の頃に、このリセットする風景を見つけました。といっても家の近くの川です。見るための座る場所も決まっていたりします(笑)そこは勝手に僕の指定席です。 夕方になると、夕日に真っ赤に染まった川面と街の音が遠くに聞こえる何てことないところですが、僕にとっては大切な風景です。 今も、実家の札幌に帰ると必ずその風景を見にいきます。自分の町の自分だけの風景です。
そんな風景を隊員たちが街で見つけるヒントを、このワークショップで見つけることができれば最高です。
隊員たち、次回も頑張りましょう!
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