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Shin Muramatsu

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Concept グランド・ビジョン ― アジアの都市再生へ ―


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ぼくらは街の探検隊:都市環境リテラシー構築・普及プログラム       
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「ぼくら はまちの探検隊」は、小学生と大学院生がまち探検を通して、まちを読み解く力を養い、“良いまち”とは何かを考え、自らの手で責任をもってまちに関与していく術を身につけることを目的とした、都市リテラシイ構築・普及プログラムです。毎年渋谷区代々木上原のまちで行なわれる探検隊は、今年で6回目を迎えました。
本会では、渋谷区立上原小学校6年生が、都市空間・地形・緑・食・制度など様々な切り口でまちを分析し、その成果を発表します。なお、地球研メガ都市プロジェクトのアウトリーチを考えるために、今年度からメガ都市プロジェクトとの共催で実施します。

第6回 ぼくらはまちの探検隊 発表会

日時:
2010年6月4日(金)10時~12時30分

場所:
東京大学駒場第二キャンパス 先端科学技術センター4号館2階講堂

村松研究室の棟の向かいになります。キャンパスマップの詳細は以下のURLからご覧ください。
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html

発表会ポスター

プログラム:
活動の記録(DVD)鑑賞
開会の挨拶
趣旨説明・審査員紹介
各班発表(7班)
授賞式、審査員より講評
閉会の挨拶

連絡先:
東京大学生産技術研究所村松研究室
田口純子(修士2年)jnk.tgch@gmail.com
嬉野綾香(修士2年)ayakaureshino@hotmail.com
電話:03-5452-6442,6443(村松研究室)

私たち村松研究室では、アジア全域、さらに地球全体の近代建築遺産・資産価値の創出、また保存、活用の手法の開発を目指しています。そして現在村松研究室に所属する25名の将来有望な研究者は、現状を自分の眼と自分の足で観察し、独自な発想で理論を構築し、建築史を叙述することでそれを実践しています。
生研公開は、村松研究室についてよく知る貴重な機会です。
公開日には研究室のメンバーが勢揃いしていますので、質問や相談などお気軽にどうぞ。
また、公開日以外にも研究室訪問を受け付けています。
研究室訪問を希望される方は研究室までお電話ください。村松研究室TEL 03.5452.6442/6443
 

2回 全球都市全史研究講演会
The 2nd Whole Earth Urban Historical Research Seminar

[主催]:地球研「メガシティが地球環境に及ぼすインパクト」プロジェクト (通称:メガ都市プロジェクト  代表:村松伸)    http://www.weuhrp.iis.u-tokyo.ac.jp/chikyuken/

[日時]:第1回 2009717日(金) 18:0020:00
     第2回 2009724日(金) 18:0020:00(終了後懇親会)

[会場]:東京大学生産技術研究所A As310教室

□ 演題および講演者: 
                          ソウル「vs」ピョンヤン
         -都市に刻印された20世紀の夢と理想、それがいま21世紀地球環境問題の前で問われる-

                                  安昌模
         (建築史/韓国・京畿大学建築専門大学院教授、東京大学生産技術研究所外国客員研究員)

□ 発表要旨
 朝鮮半島にある二つの国はもともと一つの国であったが、植民地時代が終わり、南北の解放国がそれぞれ持っていた異なるイデオロギーを選んだのが分断の始まりだった。二つの対立した社会体制は、自分たちが信じて疑わないイデオロギーを背景にして、自分たちの国をそれぞれ作ったのである。そのイメージは、20世紀半ばにおいては、双方ともに夢と理想の輝くものであったが、20世紀後半に両国の差異は決定的なものとなった。片方は経済的に破綻しつつ露骨な軍事国家の道を歩み、国際社会では孤立の道を歩んだ。そして片方は資本主義的欲望の果てに、アメリカや日本と同様の、夢や理想を失った国家に近づくと共に、地球環境への大きな負荷をかける産業構造や都市構造を形成し、21世紀に至ったのである。

 しかしながら分断からの60年間、両国は常に「私たちは一つであるべき」という意識を共有してた。にもかかわらず一つになる方法は共有できなかったため、自分たちの思想や体制が相手より優れていることを証明しようとしてきたわけであり、それによって相手を超え、自分たちの思想の下で統一できる方法だと信じてきたのである。

 では、こうした国家レベルでの思想的背景のもとで、都市はどのような役割を担い、空間を変質させてきたのであろうか?両国の首都であるソウルと平壌(ピョンヤン)が見せる経済的・社会的格差、あるいは環境問題と密接に絡む都市構造の異相は、イデオロギー的差異の都市への表れと無縁ではない。つまり、二つの首都を読み解くことは、20世紀後半の東アジアにおける二つの新興国家の雄が、何を求め、何に敗れ、そして今にどんな課題をどのように残しているのか、ということを問うことに他ならない。

 以上のように、本発表の目的は、具体的には開港期以降のソウルと平壌の都市史をたどりながら、イデオロギーと政治経済社会、そして都市構造に端を発する地球環境問題の諸相へと、歴史的かつ連携的にアプローチする切り口を模索することにある。



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